アイルランドはカトリック

小泉純一郎元総理大臣は離婚経験者ですが、アイルランドの新聞でわざわざ日本の総理大臣で離婚経験者ということが報道されたことがあります。そこでピーンとくるのが離婚はだめ、としているカトリック教会の影響を感じました。イングランド国王のヘンリー8世の離婚問題がそもそもの問題で、ローマ教皇のクレメンス7世がヘンリー8世の離婚を認めなかったことが崩れてイングランド王国で16世紀に誕生したのがイングランド国教会(または英国聖公会)で、イングランドや北アイルランドではカトリックよりも英国聖公会やプロテスタントが多くなっています。

でもアイルランドはカトリックなので、離婚はダメ、同性愛者は認めない、中絶は認めないというのがルールです。実際にアイルランドでは法律でも離婚はダメと1995年まで定められていました。

結婚事情と出産事情

カトリックでは離婚はダメです。そしてアイルランドはかなりの保守の国柄なので、入籍せずにパートナーの事実婚が多くみられます。一度結婚してやっぱりダメだ・・離婚したい。となった時にも、なかなか離婚するのが難しく離婚が法的に認められるようになったのも比較的最近の1990年代です。離婚を決めても話し合いをすることはもちろんのこと、数ヶ月の別居ではなくて数年にも渡って別居する必要があります。おまけに別居期間も、かなり周囲から冷たい視線にさらせれるというからそれはなかなか結婚そのものに二の足を踏んでしまいたくなります。

だったら結婚するよりも、いっそのこと一緒に暮らせばそれでいいわ。という感じでパートナーとの間に子供をもうけていても、結婚をしないで一緒に暮らすという選択肢が多くなってしまうのは、仕方のないことでアイルランド全体の結婚事情でいえば結婚よりも同棲をえらぶ方の人が圧倒的に多くなっています。

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結婚式は絶対必要

それでもやっぱりキチンと結婚をしよう。そうしよう!ということになり、アイルランド人が結婚使用とする場合、日本のように区役所や市役所に入籍届けを出すだけの「入籍のみ」はダメなんです。入籍だけで大丈夫な日本とは違って「結婚式」をしないと、結婚することができないんです。

カトリック教会で神父さまの前で、結婚式をすれば法的にも夫婦になります。特に教会で結婚式をしたくないという場合には、役所で結婚セレモニーを執り行うことで夫婦として認められます。もちろんいくらかの支払いが必要になりますが、地味な感じでいいとなると役所結婚セレモニーがオススメになります。

そして役所での結婚式では、ウイットネス:Witnessという「保証人」で結婚証明書に署名を保証人がするというとっても大事な役目があるので、保証人を新郎新婦それぞれに1名ずつたてる必要があります。結婚証明書はもちろん一生残りますので、通りすがりのひとに「ちょっとお願いします~~!!」でもありですが、だいたいは親しい友人だったり親類などにお願いするケースが多いようです。役所でもいちおう形式的な教会ではない形で、宗教色がない形での結婚式ですが一応誓いのことばらしきスタイルはあるようです。

アイルランド同姓婚が合法化!

出産費は無料!

結婚してもなかなか離婚の運びになるのに、ものすごい労力が必要になっておまけに数年に渡って別居をしてなんとか離婚にこぎつけるというかなり大変な離婚なので、結婚しないでパートナーと一緒に暮らす選択肢を選ぶ人たちが多くいます。

そして妊娠して出産しても、入籍することなく普通に子育てをするパターンのカップルも多いので、入籍はしないけれども子供は2人いて子育てしているという光景もアイルランドでは全然珍しいことではありません。そしてやっぱりこのパートナーじゃないな。という感じで同棲を解消して、シングルマザーとして子育てをしている人たちも大勢います。

日本で出産するとなると、病気じゃないので基本的に保険適用外で出産費用はかなりかかります。そして後ほどお金が戻ってくるシステムで、出産して退院するときに50万円しはらったりするケースは珍しいことではありません。後に40万円のが戻ってきて、実質負担金額が10万円だったとか反対に分娩費が安いところですこしプラスになった~!という話を聞くので、いくらか支払ってあとで戻ってくるのが一般的です。

ところが、アイルランドでは妊婦のときの検診も含めて無料です。地元のかかりつけドクターのもとで、妊娠していることが確認されたら公立総合病院の産科へ通院することになりますが、どこの公立総合病院に通うのかについても、個人の自由です。たとえば公立総合病院で出産する場合、「パブリック」と「ミッドワイフ・クリニッ」での診察そして出産がすべて無料です。長い待ち時間がいやだーーと思うなら「プライベート」か「セミ・プライベート」を選べば追加料金を支払えば、受診する人数が少ないだけに診察前の待ち時間が短かったりするというメリットがあります。

公立ではなくて私立病院での出産を選べば、当然私立なので出産費用もそして検診に関しても有料になるので、経済的な負担は公立病院と比べると比べ物にならないほど高い金額になってしまいますが、私立ならではの良さもあるのでお財布事情と個人がそれぞれ要相談と言う感じですね。

公立病院での出産は無料ということもあって、なんと出生率でみると日本なんて目じゃないぐらいの高い出産率です。なんとEUに加入している国の中でも、堂々の第一位というからアイルランドではベビーブーム真っ只中といえるほど、とっても高い出生率になっています。